複雑に権利関係の絡んだ土地の整理 | 武蔵小杉・武蔵中原・武蔵新城エリアの賃貸はジェクト不動産部にお任せ下さい!

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不動産ご相談事例

  • 複雑に権利関係の絡んだ土地の整理

     地元でも有数の地主Eさんからの土地の売却の相談を頂きました。Eさんは非常に多くの土地を持っていますが、固定資産税が高い割に収益化できている土地が少なく、どうしたら良いか考えており、今回は土地を売却し、今後の生活資金や将来の相続税資金として現金化しておきたいというご希望でした。また、自分が亡くなった後には、子供たちのトラブルの元になる事は絶対に避けておきたいという事でした。
     
     ご相談頂いた土地は、約1,000㎡。その土地の上に、「息子さんのアパート」「義弟Aさんのアパート」「義弟Bさんのアパート」の3棟が建っていました。しかも土地は一筆ではなく旗竿状になっており、その複雑な土地の上をまたがるようにアパート2棟が建っていました。ご主人からの相続の際に、税理士さんのアドバイスで旗竿状にしたようです。

     また、土地自体もEさん単独名義ではなく、息子さんや娘さんとの共有名義になっていました。ぱっと見ただけでも複雑で、簡単に売却できる状態ではない事が分かりました。
     
     権利が入り組んだ土地は、相続時にトラブルの種になります。まずは、共有名義の土地を、それぞれの持分で分筆し直すことを行い、資産税に強い税理士などの様々な専門家を入れチームを組んで対応しました。

     土地の分け方は、後々売却しやすく活用しやすい形にする必要があります。一番奥の土地を活用する為に、新たに位置指定道路を作ることにし、最終的にはこの道路は行政に寄付し、全ての土地が公道に接する資産価値の高い土地になりました。
     また、不要な費用が出ないように、現況と再分筆した土地の持分が等価になるように、計算を繰り返し、再分筆が完了しました。
     
     完了後、Eさんは分筆しなおして資産価値が上がった為、希望価格で買い手が見つかりました。また、娘さんは近い将来、自分名義の土地に自宅を建築する予定です。
     
     土地の事は不動産の専門家が必要であるように、ひとつのアドバイスだけではなく様々な専門家の意見を踏まえて検討していく事が大切です。

     


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